2021年11月15日
2021年11月8日(月)、ウズベキスタン国立大学(以下、NUU)、ウズベキスタン・日本青年技術革新センター(以下、UJICY)、帝京大学間における国際学術交流協定締結記念式典をオンラインにて実施しました。
2021年7月30日をもって調印された三者間での国際学術交流協定は、交流内容に(1)幅広い分野における実学に基づく相互の交流、(2)研究者および学生の交流、(3)共同研究や開発プロジェクトの実施を掲げています。
本学は2020年2月に独立行政法人国際協力機構(以下、JICA)の要請を請け、JICA主催ウズベキスタン国別研修を実施しました。その際、ウズベキスタンの教育・研究の発展に寄与しウズベキスタンと日本の理工学分野の協力拠点として設立されたUJICYから本学に声がかかり、同年、支援プロジェクトの一環として本学理工学研究科において、ウズベキスタン国籍の留学生の受け入れを開始しました。
この協定は、UJICYの協力のもと、ウズベキスタン国内の文系国立大学としては最高峰のNUUを交えて、より幅広い分野で協力し合い、相互の教育と研究の発展を促進するために締結されました。
式典では、本学理事長・学長 冲永佳史が代表者挨拶を行い、アラル海の環境調査でウズベキスタンと関係の深い先端総合研究機構教授 植田利久が「エネルギー環境問題を解決するためのイノベーション」をテーマに記念講演を行いました。講演では、両国の今後の協力体制や、SDGsに基づく課題解決も視野に発表が行われ、三者間の協定に強い期待を寄せました。
この協定をもとに本学は、更なる交流の発展に向け、尽力していきます。