2023/11/5【 関東大学対抗戦A 】vs早稲田大学 監督・主将インタビュー
2023/11/5【 関東大学対抗戦A 】vs早稲田大学 監督・主将インタビュー
■相馬朋和監督
協会関係者の皆様、早稲田大学の皆様、そしてファンの皆様、本日はありがとうございました。早稲田大学さんがすばらしいプレッシャーを粘り強く私たちにかけ続けてくださったおかげで、最後まで緊迫した、高い緊張感の中でゲームをすることができました。
そうした中でも、最後に勝利することができたことはたいへんうれしく思いますし、学生たちが仲間とコミュニケーションを取りながら80分間、戦い切ってくれたことにとても満足しています。
試合の中でミスも何度か起こりましたが、ミスというのは起こるべくして起こるものです。その意味では私たちのプレーの精度がこの試合においては十分ではなく、そうした面が、多々、出てしまったと感じています。詳細に関しては映像を確認して、一つ一つ明確にし、次の試合に向けて準備していきたいと思います。
■キャプテン・HO江良颯(4年)
今日は厳しい試合を勝ち切れたことが、すごく大きな収穫だったと思います。僕たちの課題、修正点が多く見つかった試合でした。対抗戦の中盤のこの時期に、こうした厳しい試合ができたことは、ここからさらに成長していくための大きな分岐点になるのではないかと思います。
今日の試合を今日で終わらせるのではなく、しっかりと持ち帰って、次戦の明治大学さんとの試合、さらにはその先の試合、そして大学日本一に向けて、もう一段、加速していけたらと思います。
ミスも多く出た試合でしたが、試合をコントロールするプレーヤーがもう一度、しっかりと見つめ直して、作り上げていかなければと感じました。一人一人がしっかりと考えてゲームを運んでいくことが大切だと思うので、もう一度『ラグビーIQ』と言いますか、『こうなったらこうする』という考えの部分を増やしていきたいと思いました。
厳しいゲームになった大きな要因としては、僕たちのツメの甘さが出てしまったことがあったと思います。こうした厳しい試合を望んでいたわけではないのに、そういう試合をしてしまったことに関して、次にどうしていけばいいのかを考えるのが僕たちのやるべきことだと思うので、ここで止まることなく、ここから進化していけるように進んでいきたいと思います。
(文/木村俊太・写真/志賀由佳)