広田准教授がバイエル レチナ・アワードを受賞しました

広田准教授がバイエル レチナ・アワードを受賞しました!

バイエル レチナ・アワードは,眼科領域のなかでも,網膜の疾患を対象として,科学的理解の促進と医学的進歩に貢献する若い研究者をサポートすることを目的として 2015 年に設立された賞です.過去の受賞研究を見ると,面白そうな研究名ばかりで,受賞者の先生も有名な若手研究者が多く,審査員の先生方の先見の明に脱帽です.

研究者人口の規模から,歴代の受賞者は医師 100% でしたが,今回,広田准教授は視能訓練士として初めて本賞を受賞しました.研究内容は,AMED の研究で開発している網膜走査型多局所網膜電図をアップデートし,近視による網膜機能の変化を調査するものです.
2050 年には近視人口が世界人口の約 50% に達すると試算されていることから,近視の進行メカニズム解明は必須に近い課題となっています.この課題を解決するためのに,本研究室では網膜機能面からの調査を実施いたします.