瀧川助教が JACO 国際学会発表支援プログラムに採用されました

この度,瀧川助教が国際視覚学会 (ARVO 2025) で発表する演題「Effect of Monovision on Eye Movements during Reading: A High-speed Video Oculography Study」がJACO 国際学会発表支援プログラムに採用されました.

日本視能訓練士協会 (JACO) では,眼科学領域の研究発展に寄与する視能訓練士の育成を目的として,国際学会での発表を支援するプログラムを設けています.

本研究では,サンプリングレート 1,200 Hz で両眼の眼球運動を記録可能なアイトラッカー (video oculography) を使用し,優位眼 (利き目) と非優位眼で,読書中の眼の動きがどの程度異なるのかを検討しました.その結果,優位眼が見にくくなると,非優位眼が見にくくなったときよりも,眼の動きが悪くなることが示されました.

本研究成果は,5月3-8日にアメリカのユタ州,ソルトレイクシティ開催される ARVO 2025 で発表いたします.現地で海外の研究者からいただいたコメントを参考に,内容をブラッシュアップし,国際学術誌に論文として公表できるよう進めて参ります.

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