広田講師が筆頭の論文が PLos One に掲載されました

アーチェリー選手の両眼視機能を評価した研究成果が,国際学術誌 PLos One に掲載されました.多くのアーチェリー選手は照準器越しに的を見ているため,アーチェリーの競技中は片眼で見ていると予想されていましたが,アイトラッカーを使用した検証試験の結果,両眼を使った方が,矢が的の中心に収束しやすいことが判明しました,そしてその要因として,両眼で見ているときは,選手が照準器と的を交互に見ており,両眼視差という距離の手がかりを活用していることが示唆されました.

スポーツにおいても,視覚は重要な役割を果たします.スポーツ選手が最良の視覚コンディションで競技に取り組めるようスポーツビジョンの研究は今後も継続して参ります.

アイトラッカーを使用したアーチェリー選手の視機能評価試験          的を見たとき         照準器を見たとき

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