委員長

帝京大学が経済学部の新学科として地域経済学科を宇都宮キャンパスに設置したのは平成23年のことです。東京一極集中が進む中で、この学科は、東京ではなく、宇都宮の地から、地域を元気にするための人財育成に取り組み、以来、地域活性化に貢献する人財を社会に送り出してきました。本年、15周年を迎える節目の年に、栃木県はじめ栃木県内の産官学金のご支援の下、文部科学省の「地方創生のためのリカレント教育エコシステム構築支援事業」に、本学を代表として行った事業提案が採択されました。その目指すところは、若者を地元に呼び込み、定着させるために産官学金が連携した地方創生の取り組みであり、「人財採用力・定着力UP学び合いプラットホームとちぎ」という事業名に示されています。
この事業の実施を通して、これまで以上に栃木県の地方創生に本学を挙げて取り組んでまいりたいと考えておりますので、本事業に対するご理解とご支援を何卒よろしくお願いします。
帝京大学 理事長・学長
冲永佳史
実施責任者

この度、文部科学省の支援を得て、帝京大学宇都宮キャンパスを拠点に、地方創生に資するまったく新しいリカレント教育を行うことになりました。これは、栃木県における最重要課題である若者の地元定着と地域企業が抱える人手不足という課題を正面から見据えて、県内の産官学金の助力を得て、地域企業の人財採用力・定着力UPをプログラムの到達目標とするものです。
地域企業に学生の生の声を届け、経営者と学生が一体となって、地域企業の将来像をケーススタディという実践的方法で学ぶプログラムです。関心がわいた企業関係者の方は、遠慮なくお問い合わせください。
帝京大学 経済学部地域経済学科長
玉 真之介