博物館実習は博物館学芸員資格の取得のために履修する必要のある科目のひとつに位置づけられ、他の博物館学芸員資格課程で学習した知識・技術や理論をもとに博物館の現場で実践的な経験や訓練を積むための実習科目です。
1回目は帝京平成大学から9名の実習生が参加して博物館実習を行いました。
この実習では小学校を対象とした当館の利用に関するアンケートをもとに、伝統工芸品に関するクイズの問題づくりと、児童生徒に実演を見せるための展示資料の製作を行いました。
実演用の展示資料制作では、明治時代に考案された足踏み式水晶彫刻機の技術的復元を目標に彫刻機を製作しました。
時間はギリギリでしたが、何とか動く展示が完成し、今後の社会科見学等で活用する姿に期待ができます。