期間
2023-05-27(土) 〜
2023-10-15(日)
帝京に残る牧野富太郎の足跡
NHK連続テレビ小説「らんまん」の主人公のモデルとなった、「日本植物学者の父」とよばれる植物学者・牧野富太郎(1862-1957)。彼は自らの足で全国を歩いて調査し、2500以上の未知なる植物に学名をつけて記録しました。また、標本を40万点以上収集し、近代植物分類学を推し進めました。
牧野は教育普及活動にも力を入れており、集大成の一つとして『牧野日本植物図鑑』の出版が挙げられます。日本の植物学の基盤をつくり、後世の科学者の研究活動に重要な役割を果たしました。
2023年4月からスタートのNHK連続テレビ小説「らんまん」では、神木隆之介さんが演じる主人公・槙野万太郎のモデルとなっています。
牧野が収集した生薬標本の一つである莫大海(バクダイカイ)は、本学の薬学部が所蔵してきたものです。また、本学の大学図書館である帝京大学メディアライブラリーセンター(通称:MELIC)では、『牧野日本植物図鑑』をはじめ、彼が刊行に携わった貴重な書籍を収蔵しています。
本展覧会ではMELIC所蔵貴重資料紹介vol.4として、牧野富太郎に関する資料を当館エントランスにて公開いたします。
詳細情報
主催
帝京大学総合博物館
対象者
どなたでもご覧いただけます。(事前のお申込は必要ありません)
備考
・大学構内には駐車場がございません。公共交通機関をご利用ください。
・高幡不動駅・聖蹟桜ヶ丘駅・多摩センター駅から「帝京大学構内」行きのバスが便利です。(所要時間15~20分)
・車いすでご来館予定の方は事前にご連絡ください。