常設展示

展示室案内

EXHIBITION ROOM INFORMATION
展示室 見取り図

帝京大学のあゆみ

HISTORY OF TEIKYO UNIVERSITY

本展示室は、帝京大学の「歴史」と「いま」を紹介します。

帝京History
帝京History

帝京大学の原点は、1931(昭和6)年、「実践的教育」を方針とした帝京商業学校の創立にさかのぼります。戦中・戦後の混乱期を乗り越え、その教育精神を受け継ぐ高等教育機関として、1966(昭和41)年に帝京大学が東京都八王子市に開学しました。開学当初は、文学部・経済学部の2学部からスタートした本学ですが、今日までに文系・理系・医療系の学部をもつ総合大学に発展しました。

本展示では、帝京大学の歴史を当時の写真や実物資料、映像を交えて紹介します。

帝京NOW
帝京Now

ラグビー部をはじめとした強化指定クラブの活躍や、各キャンパスで行われている最先端の教育・研究活動の成果、さらに特色のある学生活動の様子を紹介します。現在の帝京大学の姿をご覧ください。

多摩の歴史と自然

HISTORY & NATURE OF TAMA

本展示室は、多摩地域の歴史・自然について紹介します。

多摩の小さな自然
多摩の小さな自然

多摩地域は、山地や丘陵、台地、低地と多様な地形から成り立っています。そして地形に合わせた植物が育ち、その植物を食べる生き物が暮らしています。

帝京大学が位置する多摩丘陵は、落葉広葉樹の二次林が広がり、尾根部と谷部とが入り組んだ「谷戸」と呼ばれる地形に湧き出る水が、豊かな自然環境を育んできました。丘陵ではアナグマや様々な鳥や小動物たちと、生息範囲が狭まっているムササビは高尾山など山地で、魚や水生昆虫などを食べるヤマセミは川や池で出会うことができます。

本展示では多摩地域の地形が形成された太古の歴史から現在の帝京大学周辺の小さな自然へと視点を移し、地形・植物・生き物3者の関係を紹介しています。

発掘されたキャンパス内遺跡
発掘されたキャンパス内遺跡

帝京大学構内では2017年時点までに上っ原遺跡や竜ヶ峰遺跡、大塚日向遺跡の発掘調査が行われ、旧石器時代から近代・現代までの多摩丘陵史を編むことができる数々の考古資料が発見されています。これらの遺跡からは動物の狩りを目的とした縄文時代の「陥し穴」や竪穴建物、古墳時代のムラ、奈良時代の横穴墓、さらに平安時代のムラの一部が発見されました。本展示は上っ原遺跡と竜ヶ峰遺跡を中心に、発掘された資料を時代ごとに紹介しています。

なかでも、上っ原遺跡で出土した北東北固有の土器である「赤彩球胴甕」は、8世紀後半から9世紀前半に「俘囚・夷俘」として、当時の東北民が他国へ強制移住させられたことを示す資料です。

江戸時代の大塚村
江戸時代の大塚村

現在、帝京大学八王子キャンパスがある東京都八王子市大塚は江戸時代、大塚村と呼ばれていました。本学は、検地帳・宗門人別改帳・村明細帳などからなる「武蔵国多摩郡大塚村文書」を所蔵しています。本学所蔵および市域に現存する資史料を使用して、江戸時代における大塚地域の歴史について紹介します。

床マップとテーブルタッチモニター
床マップとテーブルタッチモニター

床一面にしきつめられた多摩地域の航空写真は建物が一軒一軒識別できる大きさです。展示室に設置した専用タブレットを多摩地域の歴史・文化・自然に関するスポットで使うと、AR(拡張現実)を体感できます。

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帝京大学総合博物館 
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