帝京大学総合博物館
について
学生、教員から発信される学術研究の
成果を展示しています
帝京大学総合博物館は、2015年9月に八王子キャンパスに開館いたしました。本学は、医、薬、経済、法、文、外国語、教育、理工、医療技術、福岡医療技術の10学部を擁し、各種大学院を始め、各種研究所、研究センターも設置されている総合大学です。そこでは、多くの教員や研究者、また学生が教育研究活動を行っています。本館はその過程で収集された貴重な学術資料や教育研究活動の成果を展示や出版活動、イベントなどを通じて、広く社会で公開すると同時に、他機関との連携を通して大学の社会貢献を推進することを目的としています。
我が国の「博物館法」には、博物館を「歴史、芸術、民俗、産業、自然科学等に関する資料を収集し、保管(育成を含む。以下同じ。)し、展示して教育的配慮の下に一般公衆の利用に供し、その教養、調査研究、レクリエーション等に資するために必要な事業を行い、あわせてこれらの資料に関する調査研究をすることを目的とする機関」と定義しています。したがって、本館もこの定義の下での、各種活動を行ってゆくことはもちろんですが、本館が「大学博物館」であること、また、「総合」の語句を冠していることに留意し、その名称に相応しい活動を目指したいと考えています。すなわち、本館がまず、大学教育レベルに対応した内容を保持すること、また、ある特定分野だけに偏らない総合性を保持すること、この2つをいつも念頭に置いた、高度で幅広い博物館活動を展開することをモットーとしています。そして、そのうえに立って、様々な企画展示やイベントなどを通して、本学学生の教育はもとより、一般社会や地域社会へも寄与することができればと考えています。
設立の経緯
HISTORY帝京大学にミュージアムを、という構想は1996年頃にはすでに形をとりつつありました(『帝京大学所蔵絵画図録2010』による)が、本格的なミュージアムプランが浮上したのは八王子キャンパスに新棟(現在のソラティオスクエア)が建設されることが決まったあと、2010年夏のことでした。その後、新棟の設計は着々と進行し、翌年には博物館の規模と位置が地下1階のほぼ現在ある通りに決定されました。
この時期まで博物館開設の業務は主として帝京大学文化財研究所が行なっていましたが、2012年10月、最初の学芸員着任を受けて、2013年4月に博物館開設準備室が正式に発足しました。この間も新棟の建設は順調に進んでいきました。
2013年12月に設置に関わる指針が承認され、いよいよ博物館作りの実務が動き始めました。そして、2014年春から内装工事および展示制作開始。2015年9月14日に帝京大学総合博物館が開館しました。
スタッフ紹介
STAFF館長 | 高橋 裕史(大航海時代の日本とヨーロッパとの歴史関係の研究) |
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副館長 | 中山 京子(国際理解教育・文化人類学) |
職員 八王子キャンパス学術情報グループ |
堀越 峰之(学芸員 専門研究分野 博物館学) 甲田 篤郎(学芸員 専門研究分野 考古学・博物館学) 橘田 梢(学芸員 専門研究分野 美術館教育・博物館学) |
データベース|刊行物
DATABASE & PUBLICATIONS当館で発行した、展覧会図録・展覧会リーフレット、館報など様々な刊行物をご紹介します。
在庫があるものもございますので、ご希望の図録等ございましたら、総合博物館までお問い合わせください。
画像利用・資料借用規定
MEDIA & DATA REGULATIONS当館の所蔵作品・資料の借用や、画像の利用を希望される方は、下記へお問い合わせください。
お問い合わせ先
帝京大学総合博物館
月曜日~土曜日 9:00~17:00
電話:042-678-3675
メール:museum#teikyo-u.ac.jp
※メールアドレスの「#」を「@」に変えて送信してください。