世界の教育を考える
外国語学部外国語学科が開講する「国際ボランティアと地域理解」の授業では、ボランティアをする際に重要な社会と文化の理解の重要性や様々な地球規模課題について学んでいます。
2022年度後期は、学科のGlobal Campus Program (GCP)に参加中の学生が多いことから少人数で演習のような授業形式をとりました。人材育成の柱である「教育」を軸にすることとし、学生たちは話し合いを重ねながら関心のある国の教育事情や課題について調べ、本展示開催にいたりました。
私たちの展示は、小規模ながら先進国である日本とアメリカの教育課題、アフリカの南アフリカ、ケニア、南スーダンの教育課題、に分かれています。各グループ研究から、学生たちは、経済レベルや地域の違いはあるものの、解決すべき共通課題に「様々な格差」があることを導き出しました。先進国と途上国の経済格差、国内での地域間格差、家庭の所得格差、人種間格差、男女格差、情報格差などが、学習環境格差や学力格差、意欲格差を含む教育格差を生んでいることを指摘しています。
学生たちはこうした「様々な格差」をどのように解消していけるか考えています。私たちの教育活動の一環として制作した展示をご高覧頂き、ご意見やご感想をお寄せ頂けますと幸いです。
最後に本展示を開催するにあたりご協力賜りました関係各位に、心より感謝申し上げます。
詳細情報
主催
西向堅香子(外国語学部外国語学科 准教授)・「国際ボランティアと地域理解」履修者
対象者
どなたでもご覧いただけます(事前のお申込みは必要ありません)。
備考
・大学構内には駐車場がございません。公共交通機関をご利用ください。
・高幡不動駅・聖蹟桜ヶ丘駅・多摩センター駅から「帝京大学構内」行きのバスが便利です。(所要時間15~20分)
・車いすでご来館予定の方は事前にご連絡ください。