せとうち西国街道展 産学官連携プロジェクト展示
帝京大学経済学部国際経済学科吉岡研究室では、金融を始めとする経済学のほか、デジタルテクノロジ一等、様々な知識を活用して、我々の未来を如何に変えていくのか、について学際的かつ総合的な研究を行っています。
事例研究フィールドとして、日本はいうに及ばず、欧米の先進国のほか、南アジア、アフリカ、東南アジア、中東等の開発途上の国々の現状と問題点を題材として取り上げ、SDGsを強く意識した内容としています。
しかし、昨今のコロナ禍において、海外の渡航が困難化する中、「学びを止めない」を合言葉に、改めて、日本の地方創生に向け、日本の価値を再認識する研究に取り組むことに致しました。
具体的には、デジタル技術を活用し、「地方から東京へ、そして世界へ」をテーマに、「せとうち西国街道」プロジェクトを立ち上げました。
私たちの企画展の展示は、5つの特徴を持っています。
第一は、「せとうち西国街道」の過去、現在、未来の切り口です。第二は、リアル展示(総合博物館)とバーチャル展示(バーチャル・ミュージアム:メタバース、3D、VR、AR、Web等<バーチャル会場総監督:(株)SYSTEM JOURNEY>)の融合を目指しました。第三は、産学官連携により、幅広い「知」の集積を目指しました。第四は、デジタル技術を通じ、海外の大学(フランスのトゥーロン大学、フランス国立工芸院等)とコラボして、日本の外からの視点や、コロナ禍で大学生活を制限される現在において、如何にして、デジタル技術を活用し、教員・学生が学び続けるかの指針となることを目指しました。第五は、日本の伝統文化の継承や、アニメ等、今の日本文化の重要性を再認識することです。せとうち西国街道地域も、日本の伝統文化を継承してきた確かな歩みの中、現在の日本の経済発展の基礎となった地域であり、躍動感ある地方の活動や、日本の素晴らしさを再発見できる研究になりました。本展で、この研究成果を一人でも多くの方に知っていただく機会となれば幸いです。
最後に、本企画展を開催するにあたりご協力いただきました、産学官の関係各位に、心より感謝申し上げます。
詳細情報
主催
吉岡孝昭(帝京大学経済学部国際経済学科 教授)ゼミ
対象者
どなたでもご覧いただけます。(事前のお申込は必要ありません)
備考
・大学構内には駐車場がございません。公共交通機関をご利用ください。
・高幡不動駅・聖蹟桜ヶ丘駅・多摩センター駅から「帝京大学構内」行きのバスが便利です。(所要時間15~20分)
・車いすでご来館予定の方は事前にご連絡ください。