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ミュージアムセミナー「大学でまなぶ日本の歴史」特別編

開催日: 2022年8月27日 - 2022年9月24日カテゴリー:

当館の大人気講座を3年ぶりに開催いたします!

2016年に、帝京大学文学部史学科の教員が中心となり、吉川弘文館より『大学でまなぶ日本の歴史』を出版しました。本書は、大学で日本史を学ぶ学生向けのテキストですが、日本史を学びなおしたい一般の方にも最適なものになっております。本セミナーは2017年度、2018年度、2019年度に行われた同セミナーの続編となります。今回も執筆陣を講師に迎えて、連続講座形式で本書の内容をわかりやすくお話いたします。日本史の基礎から最新の研究成果まで幅広くご紹介します。ご興味のある方は是非ご参加ください。

*1回のみの受講や回をまたがっての受講も可能です。

事前申込制、各回定員100名

チラシはこちら

 

第1回:日本列島への人類の渡来

アフリカでヒトの祖先がチンパンジーから分かれ、猿人、原人、新人と進化をしていきました。アフリカから世界中に進出していった人類は日本列島にも到達し、狩猟・採集を中心とした遊動生活から縄文土器を使った定住生活へと生活様式を変化させていきました。本講座では、考古学の発掘調査によって発見された遺跡や出土品から、日本列島へやってきた人類の足跡をたどります。

日時:2022年8月27日(土)10:30~12:00

講師:阿部朝衛(帝京大学文学部史学科学科長・教授)

会場:帝京大学八王子キャンパスソラティオスクエア地下1階 S011教室

 

第2回:律令国家と地方社会

日本の古代国家では、701年に制定された大宝律令に基づいた中央集権的政治を行い、行政機関、交通、政務が整備されていきました。そして、地方では中央から派遣された国司や各地の地方豪族から任命される郡司による地方支配が行われ、地方から都へ租税として様々な特産物が納められていました。本講座では奈良から平安時代にかけての地方の暮らしの実態について考えます。

日時:2022年9月3日(土)10:30~12:00

講師:相澤央(帝京大学文学部史学科准教授)

会場:帝京大学八王子キャンパスソラティオスクエア地下1階 S011教室

 

第3回:「戦後」と「平和」

ポツダム宣言の受諾と降伏文章の調印によって日本は連合国の占領下におかれました。その後、1951年のサンフランシスコ講和条約を経て独立国家としての主権を回復するとともに国際社会に復帰し「経済大国」への道を歩み始めます。しかし、その影には戦後処理や冷戦などの問題が山積みとなっていました。本講座では、それらの出来事について読み解き、「戦後の日本」とはなんだったのかを考えます。

日時:2022年9月17日(土)10:30~12:00

講師:浜井和史(帝京大学教育学部教育文化学科准教授)

会場:帝京大学八王子キャンパスソラティオスクエア地下1階 S011教室

 

第4回:貴族と武士

白河上皇による院政が始まったころ、東北地方では源氏武士団による軍事的介入である、前九年・後三年合戦が行われていました。また、都では保元・平治の乱といった天皇や貴族の権力闘争にも武士がかかわるようになりました。武士の権威が徐々に大きくなり、鎌倉幕府成立へとつながっていきます。本講座では平安末期から鎌倉時代にかけての貴族と武士の関係性やその変容について考えます。

日時:2022年9月24日(土)10:30~12:00

講師:木村茂光先生(元帝京大学教授・東京学芸大学名誉教授)

会場:帝京大学八王子キャンパス1号館123教室

 

各講座のお申込は以下の申込フォームもしくは、帝京大学総合博物館までお電話(042-678-3675)もしくはFAX(042-690-8231)にてお申込下さい。

申込フォームはこちら

*なお、本講座はライフロングアカデミーの一環として行っております。ライフロングアカデミーでは本学教員が様々なテーマで講座を実施しております。是非他の講座についてもご覧ください。

ライフロングアカデミー講座紹介

 

 

 

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