「フォークボールの神様」杉下茂と帝京商業学校

本学の原点である帝京商業学校出身の元プロ野球選手・杉下茂さんは、日本で初めて本格的なフォークボールを投げた選手として知られており、「フォークの神様」ともよばれています。中日ドラゴンズに所属し、1954年にはチームをリーグ優勝に導きました。

彼の投げるフォークボールは多くの打者を打ち取り、長嶋茂雄も「恐怖を覚えた」と語っています。その後功績がたたえられ、1985年に野球殿堂入りを果たしました。近年では、各球団のキャンプに出向いて現役選手にアドバイスする杉下さんの姿がたびたび報道されています。

杉下さんはこのたび、2023年6月12日に間質性肺炎のため東京都内の病院で亡くなりました。97歳でした。

帝京草創期を知る卒業生のおひとりとして、当館の開館準備や学校史の調査・研究にご協力いただきました。本展覧会では、杉下茂さんの功績に敬意を表し、追悼展示を行います。

 

詳細情報

主催

帝京大学総合博物館

対象者

どなたでもご覧いただけます。（事前のお申込は必要ありません）

備考

・大学構内には駐車場がございません。公共交通機関をご利用ください。

・高幡不動駅・聖蹟桜ヶ丘駅・多摩センター駅から「帝京大学構内」行きのバスが便利です。（所要時間15～20分）

・車いすでご来館予定の方は事前にご連絡ください。