彩展~彩が生み出す日本絵画~
ごあいさつ
本展は、文学部史学科「美術史・文化遺産実習1B-Ⅱ/1-Ⅳ」初のゼミ展になります。
この授業では、実技や作品調査を通して美術史研究に必要な知識を深めています。前期には墨、絵具、金属材料など伝統的な日本絵画の色材や、紙・絹などの基底材、筆・刷毛などの道具類に実際に触れ、使ってみることでその特性や表現技法の奥深さを体感しました。また、史学科が保管する書画や茶器、MELIC所蔵の絵巻物複製などを使って、古美術の取り扱いと調査方法についても学んできました。本展では、これまでの学習成果を展覧会という形で自分たちなりに発信することに取り組みます。
展覧会のテーマは学生たちが様々なアイディアを出し合い、広く親しまれている「絵巻物」と「浮世絵」を通して、日本絵画の表現技法や材料を紹介する展示を企画しました。それぞれが作品や展示する素材・道具などを選び、解説文を作成し、会場のレイアウトやデザインも話し合って決めていきました。
限られた授業時間の中で準備した小さな展覧会ではありますが、お楽しみいただければ幸いです。ぜひご高覧ください。
鴈野佳世子
詳細情報
主催
鴈野佳世子( 帝京大学文学部史学科 准教授) 担当クラス「美術史・文化遺産実習1B-Ⅱ/1-Ⅳ」履修者
対象者
どなたでもご覧いただけます(事前のお申込みは必要ありません)。
※ワークショップのみ中学生以上、要事前申し込み
会場
帝京大学総合博物館 ミュージアムプラザ
(帝京大学八王子キャンパス ソラティオスクエア地下1階)
学内・館内マップ等ご利用案内はこちら
会期
2025年12月15日(月)~2026年1月8日(木)
開館時間
9:00~17:00(最終入館は16:30)
閉館日
日曜日・祝日
臨時閉館日
12月29日(月)~1月3日(土)
入館料
無料
イベント情報
◆版画ワークショップ「シルクスクリーン体験!」布のポーチに版画をします。
日 時 2025年12月20日(土) 13:30~15:00(13:15受付開始)
内 容 日本絵画の基本的な画材についての紹介と岩絵具の彩色体験
会 場 帝京大学総合博物館 セミナー室
定 員 15名(事前申込制・先着順)
参 加 費 無料
協 賛 科研費基盤研究(C)「中世日本における色材流通と美術伝播の関係性の解明」(代表:鴈野佳世子)
※参加は中学生以上とさせていただきます。
※参加希望の方は下記の申込フォームからお申込みください。(先着順)
申込フォームはこちら
※申込フォームにつきましては、1度の入力・送信でお申込みいただける人数は1名です。1グループで複数名参加される場合、お手数ですが人数分の入力・送信をお願いいたします。
備考
・大学構内には駐車場がございません。公共交通機関をご利用ください。
・高幡不動駅・聖蹟桜ヶ丘駅・多摩センター駅から「帝京大学構内」行きのバスが便利です。(所要時間15~20分)
・車いすでご来館予定の方は事前にご連絡ください。





