期間

「日本、ここが気になる!」

外国語学部国際日本学科2024年度3年次留学生による調査発表

開催日: 2025年6月26日 - 2025年7月22日カテゴリー:

帝京大学では多くの留学生が学んでいます。外国語学部国際日本学科(GJS)は2022年から開講し、初年度学生とし37名の留学生が、今4年生に在籍しています。

本学科では、2年次前期に4か月の語学・文化研修を実施しており、日本人学生を中心とする英語必修学生は海外の大学で英語研修を受けてきますが、留学生は国内の国立大学に行き、そこで地域の文化に触れつつ、それぞれの大学で日本語及び文化関連の研修をしてきます。来年度から行先は、東北地方から関西、中国地方の6大学に増えました。

初年度の学生は2023年に2年次学生として、最も早く受け入れてくださった滋賀大学と島根大学での研修を経験しました。その留学生たちが、帝京大学での生活に加え、日本の他の地域での生活も経験した上で2024年度には3年生となり、「発展日本語Ⅴ」という授業の中で、日本の生活や文化について感じた疑問点を出発点として研究課題を立て、それに対する調査を行い、ポスターの形にして発表を行いました。

担当教員であった私は、正直、アカデミックな発表の練習としてこの機会を位置付けており、内容的な深まりをさほど期待していませんでした。しかし、その思いを学生たちは見事に裏切ってくれました。一緒に授業担当された守屋久美子先生(日本語教育センター)も同意見でした。ここに展示するいずれのポスターも、学生たち自身が異文化である日本の中で、喜び、苦労し、成長する中で、彼らの心をとらえた日本に関する事象を扱っています。ぜひ、学生たちの心の世界を旅して、今の日本を見つめなおしませんか。

なお、今回の展示には、2024年12月7日(土)・8日(日)に行われた「大学コンソーシアム八王子 学生発表会」での発表の予稿集も含まれています。

ぜひお楽しみください。

外国語学部国際日本学科 「発展日本語Ⅴ」担当教員

古川嘉子

 

詳細情報

主催

古川嘉子(帝京大学外国語学部国際日本学科 教授)担当クラス「発展日本語Ⅴ」履修者

対象者

どなたでもご覧いただけます(事前のお申込みは必要ありません)。

会場

帝京大学総合博物館 ミュージアムプラザ
(帝京大学八王子キャンパス ソラティオスクエア地下1階)
学内・館内マップ等ご利用案内はこちら

会期

2025年6月26日(木)~2025年7月22日(火)

開館時間

9:00~17:00(最終入館は16:30)

閉館日

日曜日・祝日

臨時閉館日

随時更新予定

入館料

無料

 

備考

・大学構内には駐車場がございません。公共交通機関をご利用ください。
・高幡不動駅・聖蹟桜ヶ丘駅・多摩センター駅から「帝京大学構内」行きのバスが便利です。(所要時間15~20分)
・車いすでご来館予定の方は事前にご連絡ください。

チラシはこちら

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