期間

ホネホネワンダーランド

開催中

-骨の不思議を探る-

開催日: 2025年2月27日 9:00 AM - 2025年8月30日 5:00 PMカテゴリー:

普段の生活のなかで私たちがあまりその存在を意識していないものの一つに「骨」があります。骨がなくては、私たちはからだを支えて立つことも走ったり歩いたりすることもできません。それだけ骨は私たちの生活や健康にとって大切な存在なのです。健康志向の高まりやメディアにおける健康番組の普及などもあって、私たちは骨についての知見が豊かになりつつあります。骨粗しょう症などがその代表例です。また、「骨の折れる仕事」「気骨がある」等の文章表現や、黒い衣装をまとって大きな鎌を持った骸骨で死神を表すなど、私たちと骨との接点は医学以外の側面にもあるのです。

しかし、骨の誕生過程や役割、骨の病気とその治療法、はたまた骨の文化史的側面など、骨について私たちの知らないことはたくさんあります。帝京大学総合博物館開館10周年を記念した本企画展「ホネホネワンダーランド-骨の不思議を探る-」は、知っているようで知らない骨の世界について、第1章「骨の起源」、第2章「骨の進化と多様性」、第3章「骨の文化史」、第4章「私たちの骨」、第5章「骨の医学と医療」の5つの切り口から取り上げたものです。恐竜や魚類の化石、帝京大学八王子キャンパスから発掘された人骨、骨の病気の治療に使われる医療器具など、普段ほとんど見る機会のない貴重な資料も展示されています。これら5つの展示内容を通して、骨の不思議さや重要性を「まるごと」知ることができます。

またこの企画展の関連イベントとして、遺跡から発掘された動物の骨が物語っていること、恐竜に代表される古生物学へのいざないなど、専門家による4つの講演会を開催予定です。さらに、ミニ化石発掘体験や手羽先を使った骨格標本の作り方など、お子さまはもちろん大人でも楽しめる骨をテーマにした工作会も実施予定です。

健康寿命 Healthy life expectancy という言葉があります。継続的な医療や介護のお世話になることなく自分の心身で生命を維持して自立した生活ができる生存期間のことです。健康寿命をのばすのに必要な要素の1つが、運動をして骨を丈夫にすることです。本企画展が皆さまの健康と健康寿命の増進に少しでも役立つことができれば幸いです。

 

詳細情報

主催

帝京大学総合博物館 

対象者

どなたでもご覧いただけます(事前のお申込みは必要ありません)。

会場

帝京大学総合博物館 企画展示室(ソラティオスクエア地下1階)
学内・館内マップ等ご利用案内はこちら

会期

2025年2月27日(木)~8月30日(土)

開館時間

9:00~17:00(最終入館は16:30)

閉館日

日曜日・祝日

臨時休館日

3月1日(土) ※2025年度は随時更新予定

臨時開館日

未定 ※2025年度は随時更新予定

入館料

無料

 

イベント情報

骨にまつわる講演会と工作会を実施予定です。内容・日時等詳細は決まり次第、本ホームページおよび当館公式SNSにてお知らせいたします。

※詳細は決まり次第更新予定

 

備考

・大学構内には駐車場がございません。公共交通機関をご利用ください。
・高幡不動駅・聖蹟桜ヶ丘駅・多摩センター駅から「帝京大学構内」行きのバスが便利です。(所要時間15~20分)
・車いすでご来館予定の方は事前にご連絡ください。

チラシはこちら 準備中

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