これは腰だけに限らず、お体のほとんどの部位にいえることです。
繰り返す痛みの原因は3つあります。
それは、
・間違った日常動作をしている
・体の一部分だけを使い過ぎて負担がかかっている
・運動不足や加齢により体が衰えている です。
つまり日常動作を本来の正しい姿に戻して、体の一部分に負担がかからないように姿勢や 体のバランスを整え、衰えた筋肉を強化する、この3つが痛みを繰り返さない秘訣です。
施術はその3つを支援する1つの方法でしかありません。
〒192-0352 東京都八王子市大塚 488-2
多摩都市モノレール「大塚・帝京大学」より徒歩10分
京王バス「帝京大学入口」下車徒歩1分
駐車場4台完備
帝京八王子接骨院は、帝京大学スポーツ強化クラブが日々練習を行う帝京大学総合武道館の1階に設置された接骨院です。
日頃から主にケガの多い空手や柔道などの武道系トップアスリートへの施術に当たるため、高い知識や技術が必要とされております。
その最新の技術と経験を活かして地域の皆様のお役に立ちたいという想いから一般の患者さんに対しても施術を行っております。
紹介状などは必要ありませんので痛みで悩んでいる方はお気軽にご相談ください。
こんな悩みを抱えているけど、どこに相談したらいいのか分からない・・・
腰の痛みやシビレで治療院や整体、病院などに行って一時的によくなるけど時間が経てば元に戻る、
そんな経験をした事はありませんか?
ご安心ください。
あなたの体の状態を正しく評価して改善に向けた施術方針を明確にご提案いたします。
これは腰だけに限らず、お体のほとんどの部位にいえることです。
繰り返す痛みの原因は3つあります。
それは、
・間違った日常動作をしている
・体の一部分だけを使い過ぎて負担がかかっている
・運動不足や加齢により体が衰えている です。
つまり日常動作を本来の正しい姿に戻して、体の一部分に負担がかからないように姿勢や 体のバランスを整え、衰えた筋肉を強化する、この3つが痛みを繰り返さない秘訣です。
施術はその3つを支援する1つの方法でしかありません。
日常生活の時間は、施術を受けている時間よりも圧倒的に長くなります。
せっかく施術で整えたバランスも日常生活やスポーツ動作で間違った動作を繰り返していると元に戻ってしまいます。
だから痛みは繰り返すのです。
さらにもう1つ大事な事、それは施術を行うにあたっては 体の評価(どこを施術するのか?)を正確に見極めないと痛みの再発を防げないどころか、いまある痛みすらも改善できません。
ですから痛みの原因を正確に発見してもらえて、納得できる施術方針をご提案いただける所で施術を受けられる事をオススメいたします。
当院ではそのような観点に基づき施術を行なっております。
腰痛を訴える人は男女合わせて人口の約21%、日本全体で約2,661万人にものぼります。
日本の人口が1億2600万人であることを考えると、人口のおよそ21%の方が腰痛を患っている計算になります。
これはまさに国民病ともいえる状況です。
なぜ、こんなに多くの方が腰痛に悩まされるのでしょうか?漢字の中にも「要」と付くくらいですから体を動かす時には欠かせない場所ではありますが、どんなに動いても腰痛にならない方もいらっしゃいます。
動けば必ず腰痛になるというわけではなさそうです。
腰痛になる、また長い間腰痛が改善しない本当の原因は、まだまだ世間一般には認知されておりません。
多くの腰痛患者様が、腰が痛くなったら湿布を貼る、凝り固まった筋肉を揉みほぐすという対処法を思い浮かべると思います。
病院や治療院に通っても、そのような治療を受けることも多くあることでしょう。
しかし、これらの施術で改善されるのは本来治療を行わなくても安静にしていれば自然と改善する見込みのある腰痛である事が多いのです。
繰り返す腰痛をお持ちの患者様に我々がマッサージをしてみても、「その時はいいんだけど、またすぐに痛くなってしまう。」と次回の診察で必ず言われます。
ではどうすれば腰痛にならない、また腰痛が改善されるのでしょうか?
その答えは生活動作、もしくはスポーツ動作の改善にあります。
マッサージの翌日に腰が痛くなるのは、
マッサージが効かなかったからではありません。
一度ほぐれた腰に再び腰痛になるような負担がかかったことが原因です。
大したことをしていなくても使い方が悪いと腰にはすぐに過剰な負担がかかってしまいます。
この過度な負担を軽減させることができなければ、マッサージでの改善と日々の負担による痛みの「いたちごっこ」が始まることになります。
これを改善させるには患者様に正しい体の使い方の知識を習得していただき、どうすれば腰に負担がかからないかを理解しながら腰を使っていただく必要があるのです。
また腰痛は特異的腰痛(とくいてきようつう)と非特異的腰痛(ひとくいてきようつう)とに大別されます。
特異的腰痛とは椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、圧迫骨折、転移性腫瘍、大動脈瘤、尿管結石、腎臓損傷など、画像診断などの医学的検査により原因がはっきりする腰痛をいいます。
それに対し、非特異的腰痛とは医学的検査では原因がはっきり特定できない腰痛をいいます。
実は腰痛のうち、原因のはっきりする特異的腰痛はたったの15%、残りの85%の腰痛は医学的検査による原因解明ができない非特異的腰痛なのです。
腰痛の大部分を占める非特異的腰痛は、筋肉や腰の関節、および椎間板の炎症から起こるものと予想され、そのような炎症をありありと映し出す検査装置はこの世に存在しておりません。
ですから、我々治療家は時には医師以上に細かな生活状況を聞き取り、動き方、また可動域などを総合的に評価し、筋肉や腰の関節、および椎間板の炎症を起こす可能性が高いと予想される原因の動作を見つけ出し、その対処法を検討する必要があります。
また近年では腰痛には心理的、社会的因子も関与しているということが明らかになっています。
それらを総合的に捉え、治療する事で改善する腰痛は多くあるのです。
反面、なんでも接骨院で治せる腰痛ばかりだと考えてはいけません。
上述の特異的腰痛が潜んでいるかもしれないという気持ちを常に持ちながら慎重に施術を進めていく必要があります。
医師にお任せしたほうが改善する腰痛もございます。それを判断しアドバイスさせていただくことも我々の役割であると考えております。
また腰痛の画像診断としてよく行われるMRI画像検査について、以下のような研究発表もあります。
腰痛を訴える方と訴えない方に対してMRI検査を実施したところ、腰痛を訴える方にはもちろんのこと、腰痛を訴えない方の76%にも椎間板ヘルニアの画像所見が見つかりました。
つまり画像に映るものはあくまでも一つの検査所見であり、それだけで全ての痛みの原因がわかるわけではないということになります。
腰痛には様々な因子が影響しているのです。
さらに、健康であり腰痛の無い日本人の背骨を調べた研究では、教科書的に正常に近い背骨を持つ人は全体の約33%、残りの約67%は猫背であったり、反り腰であったりと様々な形状をもっていました。
また腰の骨の形には個人差があります。それは人によって腰椎の動く範囲が異なっていることを示しています。
画像所見と同様、背骨の形や姿勢の評価からも腰痛の原因を判断することはできないということがわかります。
これは、画像所見も背骨の形や姿勢も、どれをとっても静止している状態の評価であり、その方の動作を評価しているわけではないからです。
同じ形や姿勢であっても、腰に負担のないように使っている方と、そうでない方では腰痛の出方に差が出て当然といえます。
このような話になると、まず取り上げられる問題が「姿勢のあり方」です。「背筋はまっすぐにピンと張っていた方が良い」とか「猫背だから腰痛になるのだ」という文言をよく見かけます。
ですが、猫背は誰にとっても一時的に楽になれる姿勢です。これは良くないことなのでしょうか?
そのあたりから説明しましょう。猫背では姿勢を支える役割の主役が背中の筋肉から背中の筋膜や背骨の靭帯などへ移り変わっています。
また背中の筋肉が引き伸ばされて突っ張ったままになり固まるので、背筋を伸ばさず脱力をしていても背骨を支えられるようになるのです。
しかし、全ての筋肉が脱力しているわけではなく、腰の奥深くの筋肉については筋肉の緊張が持続する事がわかっています。
また長時間の猫背姿勢は背骨の周りが持続的に引き延ばされる刺激の蓄積によって、背骨の靭帯の損傷や筋肉の循環障害、および椎間板の損傷などの危険性が高まります。
加えて座っている時には猫背姿勢だと体重の移動が上手に行えなくなり、常に同じ座り姿勢が持続することになります。
ですから長時間の猫背姿勢は体にとって良くないということになります。
反面、背筋を伸ばしたいわゆる「良い姿勢」が長時間持続すると、背骨や椎間板へのストレスは軽減されますが、背中や腰の筋肉に大きな負担がかかるので、筋肉が疲労して同じ姿勢を保てなくなっていきます。
実はこの「良い姿勢」もこの姿勢だけを保ってしまうと体にとって良くないということになるのです。
つまり背筋を伸ばした「良い姿勢」と「猫背姿勢」は、どちらにせよ同じ姿勢が長期的に続いてしまえば、どこかの組織の負担を大きくしてしまい不健康になってしまうと言えます。
姿勢に対する改善策は猫背になることは絶対的に悪いということではなく、「良い姿勢」と「猫背姿勢」のどちらもできる体の可動域を維持し、定期的に使い分ける柔軟な考え方が大切であるといえるでしょう。
現代人はとにかく座りすぎています。
特に日本人の1日平均座位時間はサウジアラビアと並んで世界で一番長いことがわかっており、平均して1日420分(7時間)にもなります。
日本の企業でも導入が進んでいますが、アメリカでは立った状態でも使用できる昇降式デスクの導入により、デスクワークの4時間を立位で行うことにより腰痛や頸部痛が改善したという報告もあります。
実は椎間板ヘルニアの方は立っているよりも座っている姿勢の方が腰に負担がかかります。
姿勢だけでなくそもそもの生活習慣の見直しも必要なのかもしれません。
普段、自分がどのくらいの時間座っているのかを認識することは、健康管理において極めて重要といえます。
座る時間の短縮が難しい場合は、定期的に立って歩くなどの工夫が必要でしょう。
ある研究では、1日の総座位時間が4時間未満の成人と比べて、4〜8時間、8〜11時間、11時間以上と長くなるにつれて、総死亡リスクが11%ずつ高まる事が報告されています。
また別の研究では、余暇の時間で、週7時間以上、中高度の身体活動を実施していたとしても、テレビの視聴時間が1日7時間以上であった成人は、1時間未満の成人と比べて、総死亡リスクが47%、冠動脈疾患死亡リスクが2倍になることが報告されています。
例えば「前にかがむ」という動作について考えた時、かがんでいく上半身を支えるのは腰の筋肉だけでなく、お尻やももの筋肉が働くのが正常な使い方です。
しかし、人にはそれぞれに使い方の癖があり、使う筋肉の比率が変化して腰の筋肉にばかりに頼って負担をかけてしまうことがあります。
お尻やももの筋肉が働きづらくなった方は膝や股関節を真っ直ぐに伸ばしたまま、腰だけを曲げて前にかがむようになります。
図のように前にかがむ動作は体の柔軟性を示す代表的な姿勢です。しかしこれをそのまま生活の中に取り入れてしまうと、体を起こす時に腰の筋肉や関節ばかりに負担がかかりすぎてしまいます。
バレリーナの方にも意外に腰痛を持っていらっしゃる方が大勢いらっしゃいます。
体が柔らかいことがかえって腰痛を生み出してしまうこともあるのです。
こうなると腰ばかりに疲労が蓄積してしまい、慢性的な腰痛に悩まされることにもなりかねません。
そしてこのような状態で負担のかかっている腰に対してマッサージはどのような効果を生むのでしょうか?
一時的な負担の軽減にはなっても、明日からまた加わる負担を軽くすることにはなりません。
詳細は「筋・筋膜性腰痛について(ぎっくり腰など生活動作で発生した腰の痛み)」にて説明しますが、股関節や膝関節の筋肉にサポートされていないことが原因で腰痛が起こっている場合、これを改善するのは腰への治療ではなく、サポートすべき他の関節の可動域の改善と使い方を覚えるエクササイズであるということになります。
また、スポーツなどでみられる「ひねり動作」についてですが、腰をひねるという動作は誰にでもできるようで誰にもできません。
それは腰の関節が全部で5°しかねじれないからです。
腰をひねっているようで、実際にねじれているのは股関節と肋骨周辺の関節なのです。
その構造を理解しないまま、腰をひねり続けることは必ず腰痛の温床になります。
またひねり動作の多いスポーツをされる方の股関節や肋骨周辺が固くなってしまうと結局は腰に負担がかかりやすくなり腰痛になるのです。
競技指導者のなかにもスイングは「腰をねじれ!」と指導する方もおられますが、実際にそれを間に受けて腰ばかりをひねるように動かしてしまうと痛みが悪化したり、若いときには腰椎分離症や椎間板ヘルニアの原因を作ってしまうことにつながってしまいます。
(詳細は「腰椎分離症・分離すべり症について」の項目で解説)
当院ではあなたの日常生活における動作にも注目し、腰痛が起こる原因を追求し、改善を目指しています。
腰痛の改善や予防を考える際には、どこの筋肉を鍛えるという視点よりも、様々な姿勢のレパートリーを増やし工夫をすることで日常生活の負担を減らすこと、またどのように使ったら腰に負担がかからず生活動作やスポーツ、そして就労ができるのか?という視点が必要になるのです。
加えて腰痛が慢性的に長引いてしまうと脳や脊髄自体が痛みを感じやすくなってしまうことも明らかになっています。
腰痛を起こさないようにしようと長期間、過剰に腰を動かさないようにすることで、脳から痛みの鎮痛薬として働くホルモンの分泌が悪くなってしまう事もあります。
痛みに敏感になってしまっている腰痛に対しては、行える生活動作の種類を少しずつ増やしていき、
腰痛が改善している事を自覚していただくことも大切なことなのです。
動いても大丈夫なのかもしれないと思えてくると、もっと動いてみようという意欲があらわれ、
過剰な安静状態から開放されることによって結果的にさらに腰痛が改善する良い循環が生まれます。
まさに「病は気から」といった話ですが、これを「認知行動療法」といい世界的にも評価の高い腰痛治療理論なのです。
腰の痛みやシビレ、固まってしまって動きづらいなど、腰周りのお悩みはたくさんあります。
当院では痛みやシビレ、コリの原因は1つではなく、症状ないしは患者様ごとにあると考えています。
ですからまず痛みの原因について、続いて代表的な疾患と、それぞれの病態や改善法をご紹介していきます。
ご参考になさってみてください。
痛みの原因は、その部分に炎症が起きていることです。
体のどのような部分でも障害が起こると、そこには充血が起こります。
そしてその血液中を流れる免疫機能を持つ白血球も集まってきます。
白血球には様々な種類があり、中には炎症や発熱をあえて引き起こす細胞や、
痛みをわざと出す物質を分泌するものまであります。
これらの細胞の働きによって肩の周囲に炎症や痛みが起こります。
一方で炎症や痛みを和らげ、鎮静させる細胞もあります。
この細胞のどちらが優位に働いているかどうかで、
痛みの悪化と、治っていくタイミングが決まるのです。
本来炎症は傷ついた組織を治すための反応であり、なくてはならないものです。
しかし痛みが強い時に無理に体を使ってしまうと、炎症が起こる反応を余計に長引かせてしまうこともあります。
反面、いつまでも安静にし過ぎていると体は弱り固くなってしまいます。
通常、負担をかけなければ数日で炎症は治まるものですが、生活動作を日々繰り返すせいで関節の炎症は長引きやすい傾向にあります。
どのタイミングまで安静とし、どのタイミングから動かし始めるのがよいかは医学的な知識が無いと判断がつきません。
痛みは炎症の状況によって「急性期」「亜急性期」「慢性期」の3段階に分かれます。
それを見極め、適切なアドバイスをする事も我々の役目であると考えております。
筋・筋膜性腰痛とは腰背部の筋が原因となる、いわゆる一般的に想像されている腰痛を指します。
それでは筋肉が固まって痛くなるというメカニズムはどのようなものでしょうか?
それには2つの原因があると言われています。
1つ目は、腰背部の筋肉を過剰に使用した結果、一時的に筋肉が張ってしまい筋内部の血流障害が生じ、
痛みが発生する場合です。
2つ目は、筋肉の細かな損傷によって炎症起こったり、疲労物質が溜まることによる腰痛です。
一時的な負担ではなく日常的な疲労によって起こる腰痛ですので、
慢性的な腰痛ではこちらの場合が多くなります。
筋肉が持続的に緊張状態になると筋肉がわずかな動きにも敏感になってしまい、ますます緊張が高まった結果、筋肉の血流障害と酸素不足による痛みでさらに腰痛が悪化するという悪循環に陥ります。
一時的に過度に使用して起こった腰痛で数日間の安静によって痛みが改善するようなものであれば、さほど今後の問題はないといえます。
問題が慢性化するのは、他愛のない動作、例えばちょっと腰をかがめた時や咳をしたような時に急激な腰痛が発生し、その後慢性的な腰痛に移行している場合です。
ぎっくり腰を繰り返してしまっている方も要注意といえます。
筋・筋膜性のいわゆる慢性腰痛の改善方法はマッサージだけを行うことではありません。
マッサージなどによって緊張を和らげることも大切ですが、痛みを繰り返さないために最も大切なのは日常生活における腰の使い方の改善です。
慢性腰痛の改善を望まれる方にはこれが絶対に必要なのです。
加えて、負担のかからない正しい使い方のためには股関節や背骨の可動域も必要です。
当院では必要な可動域が足りない場合は、まずは可動域の改善を行います。
可動域が足りないまま、体の使い方について先にエクササイズを始めてしまいますとエクササイズが上手にできなかったり、そのエクササイズが原因で腰に痛みが出てしまったりするので、順序が大切です。
上述の通り、慢性腰痛は腰の筋肉に過度な負担がかかったり、筋肉内に炎症や疲労物質が溜まることによって痛みが持続します。
この日常的に加わる過度な負担を軽減することはマッサージではできません。マッサージは一時的に筋肉の血流を改善させ緊張を緩めるに過ぎません。
もちろんマッサージも施術の一つであり、当院でも今ある痛みの緩和を目的にマッサージやストレッチを行います。
しかし大切なのは施術後に痛みをぶり返さないことではないでしょうか?
そのためには日常生活における腰の使い方を改善し、どうしたら腰に負担をかけずにあなたの望む生活ができるかの知識を身につけていただくことです。
これは単に筋肉をつければ良いということでもありません。
いくら筋肉があっても使い方が悪ければ腰痛は改善しません。ほとんどの問題は腰の使い方にあるのです。
当院ではそれぞれの患者様の日常に多く行う動作を再現していただきながら、それぞれの患者様に合わせてどのように動けば腰の負担を減らせるかのアドバイスさせていただきながらエクササイズを行っていきます。
生活動作を制限していただくことはありません。一緒に負担のない使い方を覚えていきましょう!
一回一回の腰に加わる力は弱くても、長時間同じ部分に負担がかかり続けると、関節や筋肉は損傷します。
このようにして起こる腰痛を慢性腰痛といいます。
慢性腰痛を予防するためには、長時間同じ姿勢を続けないこと、また長時間同じ動作を繰り返さないことも大切です。
長時間、同じ姿勢を続けると、なぜ組織は損傷するのでしょうか?それは私たちのからだが常に重力に対して抵抗しなければならないことと大きく関係します。
私たちの体重の中心を「重心」といいますが、重心はいつも前後左右さまざまな方向に動いています。
じっとまっすぐ座っていても、まっすぐ立っていても常に重心は動いています。からだの重心が動くことにより重心を支えるための筋肉も常に変化し、負担を分散させています。
しかし同じ姿勢を続けると、重心を一定の位置にとどめることになり、それは結果的に体の同じ場所に重心を支える負担が集中してしまいます。
こうした負担が蓄積することで腰の組織に損傷が起こります。
長時間のデスクワークやあぐらなどの姿勢によって肩こりや腰痛が生じるのは、このような仕組みからなります。
デスクワークの際などは30〜60分に一度、立ち上がる習慣をつけると負担を軽減する事ができるでしょう。
当院には空手の選手が多く来院しますが、動きが一様でない実践的な「組手」と、演武の同じ動きを何度も練習する「形」の選手とを比較すると、やはり形選手の方が慢性腰痛に陥る割合が多くなります。
こどもは腰痛になる割合がおとなに比べて少ない傾向にあります。
もちろん体が若いという理由もありますが、こどもは落ち着きがありません。
じっとしていることが少ないのです。反面、大人になると…特に素敵な大人でいようとすると、落ち着きのない態度を自制してしまいます。
座っている時は姿勢良く、本当は動きたくてもあれこれと姿勢を変えたりしなくなります。
これが体の一部に負担をかけ続ける理由にもなってしまうこともあるのです。周囲に嫌な思いをさせない程度に体重のかけ方を変化させる必要がありそうです。
また、現代社会における生活様式ではからだを十分に動かしていません。少ない可動域で大抵の動作は事足りてしまいます。
結果的に「動かす必要がないから動かしていない」といった状態が長期間経過すると、「動かしたいのに動かせない」という状態へと変化していきます。
老化現象とは単にお年を召されるということだけに限らず、からだを動かす範囲が狭い状態を長期間継続しているという考え方もできそうです。
長時間座っていると痛くなる方、長時間立っていると痛くなる方、ひねり動作が多いスポーツで痛くなる方、反らすと痛い方、中腰での作業で痛む方など、その方の生活環境によって改善すべきポイントが変わります。どれも一様に「この治療をします」というものはありませんし、それでは良くなりません。
なぜ痛くなるのか?を可能な限り明確にすることが、本当の痛みの改善につながるはずです。それには患者様からの積極的な情報提供も必要です。
腰痛は生死にかかわる問題ではないかもしれませんが、実際に長い間患っている方にとってみれば、とても辛い悩みだとお察し致します。
ぜひこれまでの苦しみを打ち明けてください。一緒に腰痛改善を目指しましょう。
背骨一つ一つにある関節を椎間関節(ついかんかんせつ)といいます。腰椎椎間関節症とはその椎間関節に体重がかかりすぎたり、圧迫ストレスがかかりすぎたりすることにより、関節に炎症が起こることをいいます。
また椎間関節部の炎症は周囲の背骨を支える筋肉の過剰な緊張状態を引き起こします。
立った姿勢で前にかがんだ時、腰椎の部分が丸くならずに真っ直ぐになってしまっているようなら、椎間関節症の疑いが高まります。
また前屈から元に戻した時にも痛みが出やすくなります。
原則は患部を安静に保ち、炎症を抑える事が大切です。
急性期にはコルセットなども着用して関節の運動を制限しても良いです。
就寝時も負担のない姿勢を探して安静を保ちます。
また、炎症を起こして動かなくなってしまった椎間関節に対してアプローチを行い、固まった腰椎の動きを出していきます。
同時に椎間関節へ慢性的に負担をかけやすい股関節の硬さを改善します。
股関節の硬さは立位姿勢や椅子や床からの立ち上がり、また膝抱え込み動作の際に椎間関節に大きな負担をかけてしまいます。
椎間関節や股関節が固く、立った時に反り腰になってしまうような方、また前にかがんだ時に腰椎が丸くならずに棒状にまっすぐなままの方は、痛みが無い状態でも腰痛の予備軍ともいえるでしょう。
股関節を柔軟にした後、段階的に椎間関節の安定性を高めるようなエクササイズも行い、椎間関節に過剰な負担のかからない腰を作っていきます。
ここでも大切なのは、施術と同時に日常生活の何が椎間関節に負担をかけているのか?を探し出すことです。
そこに気づかないと安静を保っているつもりでも、知らずのうちに負担をかけてしまうことになります。
それを見つけることも我々の仕事です。
腰椎分離症とは、腰椎の後方部分に骨折を起こした状態をいいます。
分離症になりやすい年齢は14歳が最多であり、中学生から高校生の間で発症するといわれています。
この頃に腰を反らしたり、ひねったりする動作をスポーツ中に繰り返すことで起こる疲労骨折です。
多くの分離症では骨が折れてもズレることはないのですが、一度、分離症を起こすと多くの場合、生涯骨がくっつかないままになります。まれに分離した部分で上下の腰椎の位置関係がズレる事があり、これを分離すべり症といいます。
腰椎分離症から分離すべり症へと移行するケースは全体の10〜30%。
成長期に起こる場合と成人になってから起こる場合があります。
分離症や分離すべり症があるとどうしても腰痛になってしまうというイメージがつきますが、必ずしも腰痛が治らないというわけではないようです。腰痛を訴えない健康な方の中にも5%程度に分離症が認められたという研究結果もあります。
しかし、腰を反らしたり、ひねったりする動作によって起こった骨折ですから、同様の刺激が分離症になってからも加わり続けますと不安定になった骨に余計に炎症や痛みが出ることも十分想定できます。
これは分離症を患っていない方にも言えることですが、本来腰椎はひねり運動には不向きの関節です。
そこに過剰にねじれの負担がかかれば必ず腰痛になってしまいます。それではスポーツ中のひねり動作を腰に負担なく行うにはどうしたらよいのでしょう?
分離症を患っている方は特に注意しなければならないポイントになります。
実は体のひねり運動の大部分を担うのは股関節、そして胸椎(胸の背骨)です。
それらの関節を積極的に使うことができれば、運動中に十分なひねり運動を行いながら腰椎にかかる負担を減らすことができます。
つまり、スポーツ活動による腰痛の改善ポイントは腰だけでなくその周辺関節の可動域の改善にあります。
これは当院で得意とする施術です。本来の体の可動域とはここまで動くのかと驚かれるかもしれません。
反面、スポーツを趣味としない生活を送っていらっしゃると、特に体を大きくひねらなくても生活はできてしまいます。
そんな生活が何年も続けば自然に股関節や胸椎は硬くなっていきます。
時間の経過とともに股関節や胸椎を使わず、腰だけを使うような動作が増えていくのです。
結果として、知らずのうちに腰だけに必要以上の負担をかけてしまっていることも珍しくありません。腰はいつまでも使いやすいのです。
腰を守るためには股関節や胸椎の可動域を改善し、その上で腰の負担を軽減させるために股関節や胸椎でサポートできるような体の使い方を覚えることが必要です。
椎間板ヘルニアは椎間板の老朽化や椎間板への負担の蓄積によって、椎間板の外側の線維輪(せんいりん)が損傷し、損傷部分から椎間板内部のゼリー状の髄核(ずいかく)が椎間板の後方へ飛び出し、脊髄神経を圧迫して障害する疾患です。
下肢のシビレや感覚異常、筋力低下などの神経症状のほか、腰痛や下半身の痛みが生じます。
椎間板ヘルニアの男女比は2:1や3:1で男性に多く、20〜40歳代で起こりやすい疾患です。
構造上の問題から発生部位は腰椎の下の方に多いとされています。
重度のヘルニアが起こった場合は、手術により神経を圧迫している部分の切除が必要な場合があります。程度が軽く、また圧迫している組織が治癒力により自然に吸収される可能性が高い場合は、安静を保つことで数ヶ月で痛みやシビレが改善します。
しかし、椎間板ヘルニア以降、足のシビレは治まったものの腰の痛みが改善しない方が大勢いらっしゃいます。
「以前にヘルニアを起こしたから、この腰痛は治らないんだ…」と仰られる方もおられますが、本当の原因とはなんなのでしょうか?
本来、真っ直ぐに立った姿勢では上半身の重さは椎間板の部分に80%かかっています。この椎間板が変性すると上半身の80%の重さを支える事ができなくなり、椎間板の変形の大きさによって最大70%の重さが椎間板後方の椎間関節(ついかんかんせつ)にかかるようになるといわれています。
確かにヘルニアはしっかり治しておかないと後々の別の腰痛を引き起こしてしまいます。
また、椎間板ヘルニアになったそもそもの原因が尾を引いている場合もあります。椎間板ヘルニアは腰を丸めた姿勢から腰に負担のかかることをすると起こりやすくなります。ヘルニアが治った後でもそのような動き方を続けていれば、また椎間板ヘルニアが起きてもおかしくありませんし、椎間板には負担がかかり続けるのです。
ヘルニアが自然に吸収されたり手術によって取り除かれた後に残る腰痛の原因は、椎間関節にかかる負担の増大や、今現在の腰の使い方の悪さにより椎間板への負担が継続しているために発生していることがほとんどです。
椎間板への栄養は周囲の血管から供給されます。
椎間板にかかる体重によって内部の水分が漏れ出し、その後体重による負担が抜けると漏れ出した量と同じだけの水分が内部へ流れ込みます。
つぶしたスポンジから水が漏れ出し、
膨らむ時に新たな水を吸収するのと同じです。
座りっぱなしや立ちっぱなしが長時間続くと椎間板が体重によって圧縮されたままになります。この栄養の出し入れが起こりにくくなると、結果として椎間板の強度が低下し、損傷が起こりやすくなります。
椎間板を良い状態に保つためには座り姿勢でも立ち姿勢でも同じ姿勢を長時間続けないことです。
定期的に姿勢を変えることで腰の同じ場所に負担をかけ続けるような状況を回避しましょう。
また椎間板ヘルニアの方は立っているよりも座っている姿勢の方が腰に負担がかかります。
腰が丸まっている状態が長く続くからです。
その他、前にかがんだり、床のものを拾ったりといった動作によって症状が悪化します。
つまり、腰を丸めながら体重をかけたり、重いものを持ち上げるという動作が椎間板にストレスを与えるのです。
さらに椎間板ヘルニアのある方や椎間板が変性してつぶれてきている中高年以降の方にとっては、腰痛を改善しようと昔ながらの仰向けで上半身を持ち上げるような腹筋運動を実践すると、余計に椎間板の変性を悪化させる可能性があるので注意が必要です。
腰痛を改善するエクササイズも、今と昔では考え方も実践の方法も変わってきています。
改善のポイントは腰の骨を必要以上に丸めないようにしながら日常の様々な動作が行えるようにすることです。
股関節をしっかり曲げて、お尻の筋肉で体重を支えられるような動き方を覚えることによって、
椎間板に負担をかけにくい状態を作り出します。
ゴルファーの方はカップに入ったボールを取り出す時、全ての方が必ず片足を後ろに伸ばした姿勢になっています。そのあたりにもヒントがあります。
そのために、ご自身の使い方の癖を知っていただき、負担の少ない動作へと修正していただく必要があります。
可能であれば日頃から数時間おきに10分程度横になるなど、腰に体重がかからない時間を作れると、
さらに椎間板の老朽化を食い止められます。
日常生活の送り方、就労の仕方を腰痛予防の観点から一緒に考えてみましょう。
腰部脊柱管狭窄症とは腰椎や椎間板、また周辺の靭帯の変形などにより脊髄の通路である脊柱管が狭くなることで、そこからでる神経が慢性的に圧迫を受ける状態をいいます。
腰部脊柱管狭窄症の特徴的な症状に、間欠的跛行(かんけつてきはこう)があります。
これは歩行開始時には問題なく歩けますが、距離が延びるにつれて脚にしびれや痛みが現れ、歩行が困難になってしまうことを指します。
間欠的跛行を呈する疾患は脊柱管狭窄症に限らないのですが、脊柱管狭窄症に特徴的なのは座って休むとその症状が緩和し、短い距離ならば再び歩けるようになることです。
これは腰を伸ばした姿勢で立って歩くことで脊髄へ栄養を供給する血管が圧迫されて脚にシビレがでていたものが、腰を丸めることで血液循環が改善するためと考えられています。
また、自転車に乗る姿勢は腰を丸めることができるため、歩行に比べて自転車移動は長時間可能になります。
例えば股関節が硬くなり脚が後ろに動かせなくなったり、上体のひねり動作が硬くなったりすることによって、歩行中に必要以上に腰が反ってしまう状態となってしまうと痺れや痛みの症状が増悪します。
そもそも腰椎周囲の変形によって脊柱管狭窄症が起こりますが、これは現代人特有の可動域の狭い動きが習慣化した生活により、長い時間をかけて腰椎にかけてきた負担が影響しているとも考えられます。
上述の通り、脊柱管狭窄症の症状は腰を反らせることにより悪化し、丸めることで緩和します。
ですから、改善方法は立つ・歩く時に必要以上に腰が反らないようにすること。
つまり腰ではなく股関節や胸のあたりの背骨をしっかりと伸ばせるようにして、腰椎が反り返らずに歩けるようにすることで、腰椎で神経が圧迫されにくい状態を目指していきます。
また、腰を反らした際の腰椎の圧力を軽減するために、腹部の筋肉をしっかりと緩めてあげることも効果的です。
脊柱管狭窄症と診断されたが手術までは勧められず、投薬治療やリハビリを行なっている方で経過が思わしくない方には当院での施術をお勧め致します。
このような施術を行っても満足のいく効果が現れず、手術を受けることをお勧めする場合もあります。
初診時に症状を拝見させていただき、施術を行う前にその旨をお伝えすることもございます。
特に、すでに下肢の筋力低下が進んでいたり、便を我慢することができなくなっている場合は重篤な神経障害が起こっています。
その場合は接骨院への通院を検討するのではなく、早期に手術可能な医療機関へ受診することをお勧めしています。
手術では一般的に椎弓切除術を行います。腰椎の一部を切除することで神経の圧迫を取り除き、その上で切除した残りの上下の腰椎をボルトで固定します。つまり一部の腰椎を動かないようにするのです。
いまお悩みの痛みやシビレから解放される可能性が高い場合は手術を受けることをお勧め致しますが、手術をすればこの先全く問題が起こらないわけではありません。
股関節・背骨の動きが硬いままで腰の骨を固めたらどうなるでしょうか?動かなくなった周囲の動かせる部分だけを使って生活することになります。
すると手術から数年後に今度は別の場所の腰椎の変形や脊柱管狭窄症を引き起こす可能性が出てくるのです。
つまり手術をするにしてもしないにしても、股関節や背骨の動きを可能な限り改善しておくことはとても重要なことなのです。
現在、脊柱管狭窄症でお悩みの方、出来る限り手術をしない方法で改善を望んでいる方、すでに手術を終えられたが腰の動きや生活動作がスムーズではなくなっている方は、是非一度お話をお聞かせください。
ぎっくり腰、日常生活、スポーツによって起こった腰椎椎間関節症、腰椎分離症、など
※過去にヘルニア、脊柱管狭窄症などの既往がある方が、新たに上記の腰痛を患った場合には、保険適応が可能です。
腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症 など
当院の施術は主に、手で行う7つの手技療法と正しい体の使い方を身につける運動療法をお体の状態に合わせて選択して行います。
それらに電気をあてたり体を温めたりなどの物理療法を掛け合わせていきます。
痛みを伴う施術は行いません。
患者様一人ひとりの体の反応を見ながら、最適な力でソフトに施術を行います。
当院では、
評価(どこが悪くて痛んでいるのか)が最も重要と考えており、
施術(どんな施術テクニックを使うのか?)はその先にあるものと考えています。
これは診察と施術の時間配分のことではなく、重要度のことです。
なぜなら適切な場所を適切な順番で施術をしないと
痛みはよくなっていかないからです。
初診の際にはもちろんのこと、通院中の経過観察においても症状の変化を注意深く観察させていただき、この施術方針が正しいのか、方針を転換する必要があるのかを日々検討していきます。
「これをやれば何でも治る!」などというテクニックは世の中にありません。
だからこそ、常に患者様のお話をよく伺い、動きをよく観察し、症状の経過を一緒に追いかけ、最善の施術、そして生活習慣に合わせた アドバイスを一人一人に合わせて作る必要があります。
我々は自分が何者であり、患者様に何が提供できるのかを理解している者でありたいと考えております。
当院は帝京大学付属の接骨院ですので、患者様の痛み改善を最優先に考えています。
我々が得意な範囲は我々にお任せいただき、我々でなく医師やその他の医療従事者が得意とする分野については、そちらを受診することをお勧めすることが患者様にとって最善であると考えております。ですから初診の時点で、他の専門医療機関での治療の方が適していると判断させていただく場合もございます。
その際は患者様のご希望をよくお伺いし、他医への適切な受診の方法などにつきましても責任持ってご案内させていただきます。
帝京大学には柔道整復師(国家資格)を受験する資格の取得が出来る柔道整復学科があり、そこでは医学部や医学部附属病院との連携で最先端の医療技術を感じられる環境が整っています。
そして、スポーツに強い帝京大学ならではの様々な分野の臨床から最新の医療知識が更新・蓄積されています。
その環境を活かし日々勉強・実践を重ねている国家資格者が施術を担当します。
身体の構造(解剖学、運動学)や機能(生理学)を学び、しっかりとした医学的根拠のある施術を行いますのでご安心ください。
痛みの原因は人それぞれです。
そして適切な場所を適切な順番で施術する為、痛みの原因を見つける事が非常に重要です。
当院では現場での経験がある国家資格者が院長を務めています。
身体の構造(解剖学、運動学)や機能(生理学)の知識もスタッフ間で共有し日常動作を見て関節のズレや自律神経の乱れからくる身体のお悩みなど、患者様がご自身では気づけない部分を見つけていきます。
どこに通っても痛みが良くならなかった方は一度ご相談ください。
痛みの原因を特定していく為に、エコー(超音波)検査を行います。
骨だけが映るレントゲン検査とは違い、筋肉、腱、軟骨を検査できて、放射線を使わないので被曝の心配もありません。
さらに改善具合の確認の為、必要な時に何回でも検査が出来ます。
この検査を元に、今のお体の状態やどんな施術が必要なのか、痛みを繰り返さない為に必要な事を専門用語は使わずに分かりやすくご説明いたします。
患者様から見てもお身体の状態が可視化され、ご納得した上で施術を受けられます。
大学付属の臨床実習施設で学生に最新の知識と技術を学びながら臨床経験を積んでもらう為に、世界で戦うトップアスリートも施術で使用する最新の物理療法機器を豊富に導入しています。
そして患者様が抱える痛みの状態に合わせて物理療法機器を使い分け、早期改善をサポートしていきます。
なお痛い所を刺激せず、ソフトな施術を行いますのでお子様からご高齢の方まで安心して施術が受けられます。
大学付属の臨床実習施設で学生に最新の知識と技術を学びながら臨床経験を積んでもらう為に、世界で戦うトップアスリートも施術で使用する最新の物理療法機器を豊富に導入しています。
そして患者様が抱える痛みの状態に合わせて物理療法機器を使い分け、早期改善をサポートしていきます。
なお痛い所を刺激せず、ソフトな施術を行いますのでお子様からご高齢の方まで安心して施術が受けられます。
当院では施術の担当者が代わっても、同じ水準の施術が受けられるようにご来院いただいたその日に傷病経過用紙をつけてしっかりと記録を残しています。
この記録がある事で数年前にご来院いただいた際のお体の状態も見返せるようにしています。
患者さんのお体の状態をスタッフ全員で共有していますので、いつご来院いただいたとしても、安定した水準の施術が受けられますのでご安心ください。
男性スタッフには相談しづらい女性特有のお悩みなどを安心してご相談いただけます。
また、男性スタッフの施術を受けるのが苦手な患者様でも女性スタッフが親身にご対応させていただきます。
初めての方でもご安心してご来院ください。
当院における施術の考えは、
無理やり外から刺激を加えて痛みを改善させることではなく、
本来持っている患者様の自然治癒力を邪魔しているものを取り除く事を最優先に行います。
おケガをされた痛みであれば治すのはむしろ簡単だと言える場合もあります。
もっとも治りづらいのは、ご自身がなぜ痛くなるのかが分からない痛みなのです。
そのために姿勢や体のバランスを整え、負担のない動かし方を身につけていただき、
関節や筋肉への過度の負担を和らげて炎症を抑えていきます。
例えば、筋肉が原因の痛み、筋肉の緊張によって起こる腱や関節の痛み、
そして炎症などでお困りでしたら当院で施術を受けられることをお勧めします。
体の不調を放っておくと、一部の関節が機能低下を起こした時、
それをかばうように他の関節が無理な動きを起こし、終いには全身の姿勢の異常が起こります。
時間が経つほどに全身の筋肉や関節が慢性的に悪化していきます。
そして当然、施術にかかる時間も長くなっていきます。
逆に問題を引き起こしている真の原因の部分が見つかれば、全ての問題が解決することもあります。
問題を解決するなら出来るだけ早いタイミングがお勧めです。
関節自体の骨や軟骨の変形が起こって、矯正不可能な痛みに進んでしまう前に、体のメンテナンスをしっかり行いましょう!
最後に、当院は「痛みのかかりつけ医」のような存在を目指しております。
すべて当院で治せるわけではありませんが、その場合は症状に適した医療機関をお勧めすることはできます。
どこに受診すればよいのか?悩んでいらっしゃる時には、ぜひ頼っていただければと思います。